深海を連想するのが容易な季節になって参りました。
暗い時間が増え、気温も下がり、そのうえマリンスノーみたいなモノまで降り注ぐ可能性が高くなりますね。
今年は特にそういった雰囲気が強くなるとのことです。
実は私、冬が苦手なんです。
展開中のジュンク堂池袋本店の深海生物売り場へ産物を少し放してきました。ついでに荒れ放題だったディスプレイもイジってきました。
ディスプレイいじり
放流
- 黒スケーリーフット(マグネット)10匹
ディスプレイ
- スケおじさんの触角治療
- 中華鍋と塩コショー
- 既存チムニーをチューブワームデコレーション
スケおじさんの手術
スケおじさんの折れてた左触角の手術成功。お客さんたちが触る確立はかなり高かった。
鉄鍋で作るスケーリーフット炒め
備え付けのお塩とおコショーを振ってからレジへ。
JAMSTEC非公式キャラクターポップ
怪しげな感じだ。
ゲリラライブチムニー
既存チムニーにチューブワームを突き刺してたら、突然思い立って「ゲリラライブチムニー」を開始。見てる人が何人かいた。
本数がぜんぜん足りなくなってライブ終了
ビニール紐チューブワーム
実は新聞紙にビニール紐をグルグル巻きつけただけのチューブワーム。
人通りが多いので引っ込んでるんです。
この機会に「エクストリーム・マグネット」シリーズを改めまして、熱水噴出孔ならぬ「熱水冷蔵孔(ねっすいれいぞうこう)」シリーズとなります。それにより「冷蔵庫って熱水噴出孔だったんだ…」と再認識していただきたいと思っています。
いえ、ちゃんと意味があるんです。
冷蔵庫って家具(家電)の中では一番深海に近いと思いませんか?
- 内部は闇
- 内部は低温
- 裏側からは発熱
- 壊れたら煙が上がる
- 扉を開けてみないと何がいるか分からない
いかがでしょうか…
実に深海熱水噴出孔的な家具ではありませんか。
それに張り付く極限環境の生物マグネットたちなんです。
リアルなんです。
これに伴い、これまで「黒スケ」「白スケ」だった商品名も「黒スケーリーフット」「白スケーリーフット」に変更され(コロコロ変わってすみません、ユラユラしてるんです)、パッケージも新デザインになりました。現在、内容自体は変わっていませんが、来年へ向けて順次変えていく予定です。
「シロウリガイ」や「チューブワーム」はもちろん、「錆スケ」と「汚スケ」も呼び戻すつもりです。それに加えてあの「真っ白な連中」も産まれるかもしれません。
来年はマグネットだけじゃなく、新しい家具のカテゴリー自体も創ってみたいですね。
足りない分があるので、また数日後に黒スケーリーフット8匹&白スケーリーフット8匹を放流しに出掛けてきます。
よいお年を。