キャンペーンは終了しました
たくさん混入・購入いただきありがとうございました
異物とは、その場にそぐわないものです。
先日、カップメンダコのシリコーン型を製作中に、液状シリコーンが途中で固まりきってしまい、シリコーン1キロ缶をまるまるダメにしてしまう愚行をおかしてしまいました。
使用しているシリコーン自体は使い慣れているものだったので、原因の特定には難航しましたが、さらに1キロ分の愚行をおかすことで原因をはっきりと突き止めることができました。
しかし、この型ではカップメンダコは産まれて来られません。
その上、製作の現場にはそぐわないものと言えます。
つまり、これは異物です。
以前、「異物混入キャンペーン」という、購入した商品と一緒に身に覚えのないものが混入するキャンペーンがありました。
これは、何が混入するのかわからないので、届くまでドキドキワクワクできることが楽しみの一つでしたが、今回はその異物の内容を公開した上で、対象生物の捕獲と共に混入させるか、異物のみを購入するか選べるようにしてみました。
異物混入キャンペーン改め、異物混入・異物購入キャンペーンです。
キャンペーン詳細
期間
2022年6月18日~異物がなくなるまで
場所
異物混入条件
カップメンダコシリーズの新種、クリアに属するラズベリーの捕獲でもれなく混入
※初回限定数20匹
ラズベリーは、こちらのYouTube動画に登場しているカップメンダコが「スイカにしか見えない」と話題になっているために生まれてきました。
たしかに、透明感のある赤いボディに黒い目があると目がスイカの種に見えてきますね。
ではなぜ「スイカ」ではなく「ラズベリー」にしたかと申しますと、クリア属のカップメンダコはみんなグミに見えるので、スイカグミって見かけないな・・・という理由です。
異物購入方法
こちらの捕獲ページから普通に購入できます
※限定数4個
異物の内容と使い方
それにしても、一体この異物を入手する価値がどこにあるのでしょうか。
ほんの一例ですが、こちらの不完全なシリコーン型でどのような楽しみ方ができるのか、想像していきたいと思います。
例えば、日頃から持て余している「壁」というスペースは、いつも何かで埋められることを望んでいるように思えます。
ここでは、隠し事をする時はどこでだれが見たり聞いたりしているかわからないから注意しなさいという戒めによく使われる「壁に耳あり障子に目あり私の背後に漏斗あり ※1」という諺をモチーフにした壁の埋め方を紹介します。
※1 正しくは「壁に耳あり障子に目あり」
まずはこちらのシリコーン型に、100円ショップなどで買ってきた柔らかい粘土(軽量紙粘土や樹脂粘土、小麦粘土などでも)を押しつけます。
すると、このように耳と目と漏斗を持つメンダコのような生物が産まれてきます。
まるでカップメンダコのデスマスクのようですね。
乾燥させて、これをどうにかして壁にくっつけます。
写真ではたまたまフックがあったところに付けていますが、ピンで刺してもテープで貼っても構いません。どこに取り付ければよいかわからない場合は、壁の声をよく聞いてみてください。
これで、なんか誰かに見られてる気がする…今の話誰かに聞かれたかも…もしかして私、後ろから海水吐き出したりしてないよね…といった脅迫観念に支配される「壁に耳あり障子に目あり私の背後に漏斗あり」オブジェの完成です。
もちろん絵の具などでオレンジ色に塗ってメンダコっぽくしてもおもしろいですし、目を黒く塗ることでより生命感を持たせてもおもしろいでしょう。
あるいは、足りない部位(例えば腕や吸盤など)を自分で作って補っても楽しいかもしれません。
何個でも量産できますので、ぜひみなさんでこちらのシリコーン型の持つ無限の可能性を追求してみてください。
注意事項
シリコーン型自体がチョコレートのような色をしていますが、食品衛生法をクリアしていないシリコーンですので、チョコレートやクッキーなど口に入れるものの型としてはご使用になれません。