実は、深海マザーには系列サイトが5つも存在していました。
創業当初から継ぎ足し継ぎ足しで複雑になってしまった結果、お伝えすべき情報の更新が億劫な状態になっていたのです。
誰にも知られていなかったとは思いますが、そうなんです。
リニューアルしてどう変わったのか
頻繁に更新すべき作品ギャラリーや、プロフィールを含む商品取扱店舗情報などを公開している本サイトと、「深海マザーニューズ」というタイトルで運営していたオンラインショップのお知らせ用ブログを合体させ、更新しやすい仕組みを取り入れて切り替えることに成功しました。
図で見たほうがわかりやすいです。
「愛とチムニーの日々」と「深海ドリーム」は、ちょっと個性が強いかもしれませんので、目立たない場所ではありますが、リンクだけはしてあります。今後、本サイトがオンラインショップへの入り口として働いてくれたらいいなと思っています。
それから、背景を黒地から白地へと変更しました。
ロゴが映えるということもありますが、いろいろな面でやっぱり白がいいですね。
オンラインショップはまだ対応していませんが来年までには完了したいと思っています。
深海マザー第三形態へ
タイトルにもありますが、第二形態から第三形態へと変態しつつあります。
第二形態は、作ったオリジナル商品に対して夜な夜な目の下を暗黒にし、手をつらせながら自家生産し、各地へ出荷するという形態でした。
基本的にはこれを続けるつもりですが、やはり観光地や今夏開催された国立科学博物館の深海展のような巨大な舞台に出品するということは、猛烈に噴き出している熱水の中へゴエモンコシオリエビからむしり取った毛束を放り込むようなものです。
ハンドメイドでは不可能、ということでもありませんが、制作に追われるせいで生活や家族がボロボロになってしまうような光景に疑問を持ち始めましたので、少し脱いでみようと思い立ちました。
企業様に量産していただけるような商品化案を創ること
これが、第三形態の目標です。
※ ちなみに第一形態はスケーリーフットばっかり作っているウロコに埋もれた状態
今年は、カップメンダコやダイオウイカッターがネットで話題になったことをきっかけに、新しい形の深海グッズを求める声が増えたような気がしています。
また、この2商品とダイオウグソクムシドアストッパーを含めた3商品に対して、某企業様より量産化を検討していただけるお話までありましたが、残念ながらそれには至りませんでした。
しかし、この恨めしさこそが、第三形態へと向かうきっかけとなりました。
求められる前に、求められていないものを創る
来年早々から深海系イベントへの出品も控えていますので、既存の商品を制作しながらそんな旗を掲げていきたいと思っています。