現時点で103もの種が存在するカップメンダコシリーズの中でも、ひと握りの選ばれし者だけが持つ特殊能力。これまでに確認された、熱によって色を変えられる「サーモ」、蓄えた光で発光する「ルミナス」に続いて、新たな特殊能力種が加わった。
その名は「ユーヴィ」。
正式名称を「ultraviolet」というソレは、UVの名でよく耳にする。
そう、つまり紫外線。
第3の特殊能力種は、紫外線をアレしちゃう「カップメンダコユーヴィ」です。
ChatGPTにしくみを聞いてみた
新たな特殊能力種「ユーヴィ」は、紫外線を受けると体の色を変えることができるのだという。
ところで、紫外線で色が変わるってどういう仕組みなんだろう?
そうだ!なんでも教えてくれそうなChatGPT先生に聞いてみよう。
紫外線で色が変わる仕組みを教えて。
物質が紫外線を吸収すると、そのエネルギーが分子内部に吸収され、分子内部xの電子が励起されます。この励起によって、電子はより高いエネルギー準位に遷移し、物質の電子状態が変化します。この遷移が起こると、物質は光を吸収し、その吸収したエネルギーを放出するために色が変わります。つまり、分子が紫外線を吸収して励起され、吸収したエネルギーを再放出するときに、可視光の波長域で色を示す光を放出するようになるためです。例えば、有機化合物の一部は、紫外線に曝されると励起され、可視光に近い波長の光を放出し、青紫色に見えることがあります。このように、物質が紫外線を吸収して発する色は、物質の構造と電子状態によって決まります。
長い!むずかしい!もっと分かりやすく教えて。
紫外線を物質が吸収すると、その分子内部にある電子が興奮し、元の状態に戻るときに色を表す光を放出します。つまり、物質が紫外線を吸収して色が変わる仕組みは、電子が光のエネルギーを吸収して興奮し、そのエネルギーを放出することによって起こるのです。
電子が……..興奮…..?
興奮して、エネルギーを放出することで色が変わる…..?
つまり、こういうことですか?
待ちなさい、待ちなさい。
深海マザーはあなたたちをそんな子に育てたおぼえはありません。パーリーナイトな空間に咲き乱れるのはやめて、ひとまず頭を冷やしなさい。
…もうお気づきの通り、色の名前とリンクしたみずみずしいフルーツで冷やしてみるなどという安直なことをしたところで「ユーヴィ」の興奮はおさまらない。紫外線で受けた興奮は、紫外線を遮断することで解決できる。紫外線のあたらないところに5分くらい置いておけば、パーリーピーポーな興奮はおさまるので、安心してほしい。
変態能力と特殊能力のW持ち
「ユーヴィ」には、変態、つまりオプション装備もある。
マグネットオプションを選べば、冷蔵庫やキッチンの壁など磁力のあるところにペタリと張り付けて暮らしを共にできるし、キーホルダーオプションを選べば、一緒にお出かけができてしまう。
特に、キーホルダータイプをカバンに付けて一歩外に出ると、天気が晴れでもくもりでも、瞬間的にテンションぶち上げの変色を見ることができ、「わぁ〜!目には見えない紫外線、確かに存在してる〜!!」と感動できるのでオススメ。ひとしきり感動した後には、紫外線対策によりいっそう身が入ることだろう。
われわれ人間にとってはあまり歓迎できない紫外線で気分がアガる、たくましき「カップメンダコユーヴィ」とハッピーな日々をお過ごしください。