8月11日より約1ヵ月間、ウサギノネドコ京都店で「海洋生物の世界フェア」が開催されるにあたり、深海マザーのカップメンダコシリーズを出品します。
関西地方の出品は、いきもーるの企画による2018年夏の東急ハンズ全店開催「ハンズのギョギョギョッ祭」での展開、2019年夏のロフト10店舗開催「アクアリウムグッズコレクション」での展開で出品歴はあるのですが、それを除いた深海マザー単独での関西販売は初となります。
過去の記事を見返すと、現在の深海マザー本部の所在地である町田市の東急ハンズとロフトのどちらにもカップメンダコが生息していたのですね、知りませんでした。
ウサギノネドコは、「自然の造形美を伝える」をコンセプトに掲げるブランドで、この界隈では有名なのでご存知の方も多いのではないかと思いますが、オリジナル商品でいうと「Sola cube」というタンポポの綿毛や木の実などがキューブ型のアクリル樹脂に封入されたインテリアグッズが有名です。
京都の古民家に構えるお店の暖簾をくぐると、ハッとするような演出の空間に、キラッとした商品の数々が取り扱われている印象で、また同じ場所でカフェや宿も営業されています。
ところで、ウサギノネドコと深海マザーには、生き物に対するある部分の考え方に相違があることに気づきました。今回のフェアではその点が個人的に一番面白い部分ではないかと思っています。
ウサギノネドコのお店を開いたきっかけを拝見する機会があって知ったのですが、ある日、代表の吉村さんは「モミジバフウ」という植物の美しさに圧倒され、この造形美は超えられないと感じ、自然そのままの美しさを伝えようと思い始めたそうです。素晴らしい取り組みですよね。
私も同じく自然の造形美にはいつも圧倒され、絶対に超えられない壁の存在を感じて絶望するのですが、人も同じ自然の生物なのだから、超えることはできなくとも心を清らかに一歩ずつ少しずつ歩いていけば、いつか同じ舞台に立つことができるのではないかと考えています。
だってサメが産む卵の形とか、ナマコが糞として排出した後の砂の形とか、アマミホシゾラフグが作るミステリーサークルの形とか見たら負けるわけにはいかないじゃないですか。まぁアマミホシゾラフグには負けるとして、、いや、勝ち負けではないのですが。
さらに私の場合は、負けず嫌い(だから勝ち負けではない)且つ非常にあきらめが悪いため、深海マザーで活動しながら自然の美しさから引き離されずについて行こう、何年かかってでも自然物と肩を並べられる作品を作り出そう、そして最期は何事もなかったかのように自然と共に消滅しよう、みたいな生涯創作を目標とする闇のコンセプトがあるのです。
故に今回のフェアは、ウサギノネドコの自然物溢れる空間に、深海マザーの創作物を異物として投げ込むイメージで、その相反するものモノ同士がどのように調和して展示販売されるのか、とても楽しみにしています。
海洋生物の世界フェア概要
日時
2023年8月11日(金)~2023年9月6日(水)
場所
ウサギノネドコ京都店
〒604-8432 京都府京都市中京区西ノ京南原町37番地
ウサギノネドコ公式サイト
イベント名
海洋生物の世界フェア
深海マザー含む13作家の作品が出品されます
イベント詳細ページ
出品商品(生息深海生物)
カップメンダコシリーズ11種(出品種数は史上最多)
オリジナル、クリア コーラ、ルミナス ルシファーBL、ルミナス ルシファーYG、サーモ レッドスノー、サーモ グリーンスノー、ユーヴィ ウルトラライチ、ユーヴィ ウルトラマンゴー、特殊能力キーホルダー サーモminiオレンジスノー、特殊能力キーホルダー ルミナスminiルシファーBL、特殊能力キーホルダー ユーヴィminiウルトラライチ
紫外線で色が変わる人気のユーヴィにノーマルサイズが加わり、今フェアにてウルトラライチとウルトラマンゴーの2種が発売となります。
miniを捕獲済みの方から見ると大きくて驚くかもしれませんが、こちらが通常の大きさです。
おわりに
深海マザーから関西地方への出品はあまりない機会ですので、いつも当オンラインショップをご覧になられて捕獲しようか迷ってる方がおられましたら、ウサギノネドコ京都店までお越しいただき、カフェで鉱物スイーツを楽しみながら、カップメンダコの実物を手に取ってお楽しみいただけたら幸いです。
もしかしたら、カップメンダコも自然の造形物に見えてくる・・・かも・・・しれません。