今年も、もうすぐ来年ですね。
東京の世田谷は、環七を慌ただしく走る営業者もいなくなり、住宅街を歩く人の気配や、縫うように走る自転車もいなくなり、行ったこともない深海の静けさに近づいたのではないかと思ってしまいますが、静かになると、カメラのファインダーのような小窓から、過ぎ去った一年を覗きたくなってきます。
春の取扱店舗増殖
春には、いきもーるさんがオープンしたり、沼津港深海水族館さん、深海マザー本部から徒歩1分のアクセスを誇るかなざわ珈琲世田谷店さんでも商品をお取り扱いしていただけることになりました。
沼津港深海水族館さんでは、残念ながら諸事情により夏までのお取り扱いとなってしまいましたが、いきもーるさんとかなざわ珈琲世田谷店さんでは継続させていただいています。
夏の超深海的、いや、珊瑚礁的多忙
夏は、国立科学博物館で特別展「深海2017」が開催され、その爆風からか、いたるところで把握しきれないほどの深海系のイベントが行われていました。
その中で、いきもーるさんのポップアップショップが期間限定で伊勢丹新宿店にオープンしたり、ジュンク堂書店池袋本店さんの20周年フェアが開催されたりと、深海マザー産深海グッズを必要としてくれたこともあり、充実という名のズタボロ状態を味わえました。
まだある
実はそれ以外にも、封印されたさらに深くて暗い夏があったのです。
それは、某巨大BtoB展示会のメイン展示依頼、某船内に深海アートを施す依頼、某企業からの深海商品量産化案などなど。
私のもっともやりたかった類のことがたくさん降ってきたにも関わらず、ぜんぶできませんでした・・・笑
深海アーティストよ、深海クリエイターよ、いまこそ立ち上がるのだ
(訳:深海アート業界を、深海グッズ業界を、こなしきれないのでちょっと手伝ってください)
折れ線グラフのように見た場合の超深海海溝のような忙しさを超え、秋冬になると急激に深海平原になるのも毎年恒例になってきましたが、今年は新作を6種も表に出すことができました。
これは、2016年のダイオウイカッター1種と比べると、飛躍的な数字なんです。
2017年の新作深海グッズ
新作リスト
- カップメンダコ
- ラブカプレーゼ
- カップメンダコ クリア
- デメニギスの目
- アマミホシゾラフグ卓上ミステリーサークル
- アマミホシゾラフグ産卵章
ラブカのカプレーゼ、ラブカプレーゼ
1つはトークイベントの企画でのコラボ作品ですが、ラブカプレーゼというおもしろい料理ができたのが印象的でした。
陶芸家の有麒堂さんがラブカ皿を作陶し、かなざわ珈琲のマスターが食材を盛り付け、深海マザーは案を出しただけという作品です。
2018年は
来年も、深海業界、深海グッズ業界、すでに忙しそうな臭いがしています。
早々に、サンシャイン水族館で「ゾクゾク深海生物」というイベントがあり、深海マザーも出品を予定しています。
そして、超深海へ
それと年末の極限環境のせいか、もうかれこれ3年ぐらいウンウン考え込んでしまっていたテーマ「超深海」に関して、1つだけ商品にできそうな案をとうとう思いつきました。
コレが形にできるような2018年にしたいと思っています。
今年も1年、ありがとうございました。
どうかみなさまも、エクストリームによいお年をお迎えください。