聞くところによると ”ゼロ磁場” と呼ばれる場所らしい。ゼロ磁場とは重なり合った地層と地層が、相反する方向に押し合い、引き合い、磁場がゼロ状態になる場所のことをいう。とにかく人間には感知しづらいような何かが豊富そうな場所である。
硫化鉄を身にまとうスケーリーにとってはなんとなく良さそうな雰囲気ではないか。
道中割愛。
さぁ、着いたぞスケーリー!
駐車場から中庭を抜けて行く。お、こないだ行った浜名湖ガーデンパークのモネの庭じゃないか?イヤ、ちょっと違うな・・・。
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おお、イイ熱水が噴き出してそうな熱水旅館ではないか。
どうだスケーリー。
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フロントで日帰り熱水料金1000円(深海生物は無料)を払い、長々と廊下を進むと熱水の入口に到達。スケーリーも何かを感じてムズムズし始めた。 |
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その前に足熱水(足湯)に浸かってみよう。あの立派なチムニーの周りを足熱水が流れてるらしいが、あそこまで行くにはおまえのそのフットでは苦しそうだな・・・。 |
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さぁ連れてきてやったぞ。どうだこの足熱水の成分は。硫黄が含まれてないって?そりゃ残念・・・というより無念だね。 |
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チムニーでも散策してきなよ。そうか・・・スケーリー・・・そんなにハオリムシが恋しいのか・・・。 |
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そろそろ熱水に浸かってくるからそこで待っててくれ。どうせ君の好きな硫黄とか含まれてないんだから。 |
アアアァァ~~~イイ~~~熱水だった。
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まぁ、そんなとこでイジケルなよ。 |
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ホラ、良いチムニーだろ? |
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ホラホラ、チムニーチムニー。 |
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ホ~~~ラホラホラホラホラ・・・
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あ、落ちた。 |
じゃあ、帰ろうか。
しかしこの旅館、一部しか見てないがいろんなのがあって刺激的だった。
入れば宇宙と意識がつながるという、地球上に3つしかないといわれている「宇宙パワーボックス」とか、なにかを発し続ける岩とか石がたくさんあった。見えないなにかが無限に飛び交っていたのかもしれない。それを魂は感じたかもしれないが、肉体では感じられなかった。ただ気持ちがよかっただけ。でもそれだけで十分満足。逆に魂が感じたことまで意識的な部分に出てこられては困るではないか。
帰りの車中でトランクに巨大ヨコエビを積みっ放しだったことに気付く。しかし帰宅後も降ろしてはいない。